アニー創業者の「想い」を知る。
渡米の最大の目的、それは「かの有名なファッションデザイナー、ラルフ・ローレンさんに会う」ことでした。
こう書くと唐突に感じると思いますが、
何を隠そう、ラルフ・ローレンさんの伝記『ラルフ・ローレン物語』は、当時の私の愛読書だったのです。
偶然本屋さんで出会い、何度も読み返しているうちに、思い込みも甚だしいのですが、自分の中では「ラルフさんは友たち」みたいな感覚さえ生まれていました。そして、どうしてもラルフ・ローレンブランドの商品を扱いたくなったのです。
1983年6月、26歳の私はラルフ・ローレンの本店があるニューヨークのセントラルパークに立っていました。
「これがラルフさんのお店か」
入り口に立ち、まずは一礼した私は、さっそく店内に入り、片言の英語で「ラルフさんに会いたい」と店の方に伝えました。
答えは「ノー」。当然といえば当然の結果です。
でも実際に本店を訪ねて、そのビジネススタイルを目の当たりにできたことは非常に貴重な経験になりました。
何よりも感銘を受けたのは、その店には彼自身が気に入ったものだけ、好きなものだけが集められているという点です。
・・・中略・・・
ラルフローレンさんから学んだ「自分が信じるものを売る」という姿勢。
バナナリパブリックで学んだ「テーマやコンセプトを絞って突き詰めよう」という考え方。
ライムライトで得た「常識の枠にとらわれない自由で大胆な発想」という気づき。
ソーホーの雑貨店で得た「自分らしいビジネス」のヒント。
ニューヨークで身を以て得たこれらの学びや気づきは、今現在もなお、
私の展開するビジネスの根幹をなす「哲学」として生き続けています。
「奇跡のホテル」中
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アニーを運営している FUTAEDA株式会社の代表 二枝たかはるが、書籍『奇跡のホテル』をダイヤモンド社から出版する機会をいただきました。
2018年11月に福岡市博多区で誕生したホテル「GREAT MORNING(グレートモーニング)」。
当初は素人がホテルを開業することは無謀と言われていましたが、おかげ様で現在では楽天トラベルで「福岡人気ホテル・旅館ランキング」で一位を取得するまでに成長しています。
高級なレストランやバー、プールがあるわけでもない当社のホテルがなぜ顧客満足度一位を獲れたのか。
原点でもある「アニーのお気に入り」オープン当時から大切にしていることがあります。
このホテルにかけた想い、事業創生時にこだわっていること、これまでの失敗、人との出会いなど、数々の奇跡を赤裸々に綴った一冊です。
ぜひお手に取っていただけますと嬉しいです。
|購入方法|
「奇跡のホテル」は全国の主要書店、オンライン書店にてお求めいただけます。さらに電子書籍版も同日発売します。
<Amazon購入リンク>
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<Webページ>
https://www.diamond.co.jp/book/9784478120309.html
|書籍情報|
タイトル:奇跡のホテル
発売日:2024年8月21日(水)
著者:FUTAEDA株式会社 CEO兼お客様係総責任者
販売価格:1,500円(税込)
出版社:ダイヤモンド社
ISBN:978-478-12030-9